KPM Neuzierat dekor56
今日はこのブログをご愛読いただいている洋食器ファンの方からのご質問におこたえ
する意味もふくめてノイジェラットふたたび。
KPMのノイジェラット56。
お気に入りの一つなのでKPMの最初のご紹介でも登場させました。
1764年に発表されたロココ様式のシェイプです。
絵柄のメインを囲むようにデザインされた蔦の葉
レリーフの装飾やハンドルがロココしています。
最初の記事でのご説明通りKPMではシェイプ名
にデコレーションNoをつけたのがシリーズ名。
ノイジェラット(=新しい装飾という意味です)発表の20年後の1784年ににこちらの
56番が作られています。
おそらくそのころにこの独特のブルーの絵の具が開発されたのでしょうね。
フリードリヒ大王が特に気に入っていた名品です。
左:ティーカップ&ソーサーとデザートプレート19.5cm
右:モカカップ&ソーサー
ティーもコーヒーもモカもカップが小ぶりで気品があります。
とくにティーカップは130ccとなっていてコーヒーと兼用できるくらいです。
ノイジェラットを調べていてたった今もうひとつの発見がありました。
Design:Friedrich Elias Meyerとなっているんです。
ロココの申し子エリアス・マイヤーといえばマイセン創世記のケンドラーの片腕として
大活躍した造形家です。すてきな人形の作品を数多く残しています。
ノイジェラット発表の1764年は彼が40歳。
う~む。
同一人物ならマイセンにいたのが先なのは確実ですからベトガーが手元から離れた
腹いせにフリードリヒ大王が引き抜いたのでしょうか。
それとも交流があったのでしょうか。
いろいろありますね。
■Cr様
取り扱ってはおりますが現在は全品受注発注体制となっています。
ラインアップされている13種類のアイテムすべて発注可能です。
描いてもらうっていう感じですね。
詳しくはメールフォームでお問い合わせくださいませ。
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
裏管理人さま:
ノイジェラドの再紹介ありがとうございます。
リクエストのメールを書いてからすぐに、
KPMの初回の記事に気づき、すぐに削除しましたが、気づいてくださったのですね!
嬉しいサプライズでした♪
例の「ロンドン」の疑問もクリアしてスッキリしました。
心から感謝しております。
ところでKPMの件、
お聞きするのもちょっと怖い金額であろうことは想像しておりますが、
2客のティーセット(オーバル皿つき)で
おいくらほどになるのかだいだいで結構ですのでお見積もりをお願いいたします。
ディナープレートの1枚のお値段もあわせて教えていただけると嬉しいです。
メ-ルアドレスはatlpinto@hotmail.comです。
河村と申します。
よろしくお願いいたします。
christanryu